考察! 野草マルチ
慣行農法では考えられないこったです…笑
プランター野菜栽培にわざわざ雑草を持ち込みます。
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菜園検定1級を受検するにあたって
試験項目に80種の野菜栽培経験が問われるとあったので
この本の85種の野菜の育て方に惹かれて読んでみた。
この本はこれから小さな菜園をはじめる方対象であって
じつは姉妹本でアッパーミドル向けに
有機農業のプロの技を詳しく解説した本の存在を知る
それが京都大学農学博士 西村先生のこの本だっ!
虫や草を敵とせず…思わず自然農の教えと思いきや
ちゃんと肥料も使う ボカシ肥の作り方や
肥料が効きすぎている症状などわたしの目からウロコの内容
微生物の多様性を信じた"活きている土"の考え方など
今まで自分が辿ってきたプランター野菜栽培の
裏付けと確信をいただく内容で感銘をしました。
個々の野菜についても
育て方のポイントが的確に書かれている。
西村先生は雑草を野草と呼んでいる。
けっしてプランター栽培のことは書かれてないのだが
西村先生にヒントをいただいて…笑
わざわざ雑草を…いや違ったっ 野草を
プランターに持ち込むなんて笑っちゃいますよね〜
効能1
夏の炎天下の屋上プランター栽培では
想像以上の高温下にさらされるので草マルチで軽減
効能2
水分の蒸発を軽減
自家製堆肥にはキノコ菌やヨーグルトや納豆菌などの
発酵菌を蔓延らせてあるので湿気が保たれれば
土着菌や微生物の働きを活発化できる。
効能3
強い雨による土の跳ね返りを防ぐことにより
土壌病原菌による病気を防ぐ。
効能4
敷いた草が徐々に微生物のちからで腐植して
カリウム養分として効いていく。
効能5
湿気を含む草の隙間が虫たちの棲家をつくる。
むちろん害虫と呼ばれる虫も発生するが
蜘蛛やテントウ虫などの益虫も棲みやすくなるため
結果的にはバランスがとれてしまうのである。
そして、効能6はこれだぁー!
キュウリをはじめゴーヤや
マクワウリ・トウガン・カボチャなどのウリ科には
野生葱ノビルの野草マルチ!
ウリ科の野菜のコンパニオンプランツはネギなので
これは究極の野草マルチでしょ…笑!
さてさて、吉と出るか凶とでるか…?
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コメント
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甘いまくわ瓜を育てたいので コンパニオンプランツ用に 今から葱をまきます。
葉ねぎや分葱でも良いですか?
とても参考になりました。
試験がんばってください!!きっと合格されると思います。
投稿: みみずく | 2012年11月25日 (日) 19時11分