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2009年7月24日 (金)

考察! 真黒茄子 無施肥栽培。

Img_4258
春に種蒔きをして自分で発芽をさせて育てた真黒茄子
作付けを計画する分より余計にタネを播き
予備用の苗をつくる訳なのですが…

成長の良い良苗から植え付けを済まし余った苗
トマトの苗 同様 捨ててしまうのは偲びなく
会社の玄関前で30cm×40cmのトロ箱に
2本密植で収穫の目的などなく植えておいた。
(春にはすべてのプランターを総動員してしまうので
このトロ箱ひとつしかなかった。
一本づつ植えれば良かったなぁ〜)

埼玉富士見市のプロ農家 関野さんが野口種苗で
無施肥 真黒茄子のタネを卸しているので
あたまの片隅に無施肥栽培が気になり
意識的に元肥も追肥もいれずに無施肥で育ててみた。
Img_4234
Img_4242
土も春の植え込みの時で培養土は
すべて作付けをしてしまった後なので無く

わたしの会社の前の歩道には
ケヤキの街路樹が植わっていてその下から拝借。

ケヤキは落葉樹ということもあり
冬にはたくさんの落ち葉を
下のサツキの植え込みに落とします。

今この時期でもよく観察をすると
たくさんのダンゴムシが落ち葉を分解し
団粒構造のコロコロの土を作っているのが解る。
Img_4251
するとどうでしょ…この無施肥 真黒茄子
枝も細いし葉も小さいが
そよそよとひょうひょうと
なんかとても気持ち良さそうに育っているではないですか。
下葉も枯れることなく葉一枚、一枚で
しっかり太陽の光を受けとめようとしている感じ
そして、実も小さめですが艶やかなナスをつけます。
(赤い紐で印をつけタネをとりましょ)
Img_4263
一方 同じタネで同じ時に発芽した真黒茄子
こちらの土は腐葉土と米ぬかを
主体にした堆肥を鋤きこんでおり

肥料喰いといわれるナス栽培だけに
適時 ペットボトル液肥とオリジナル肥料 天城肥えによる
追肥を重ねるPower栽培。

やはり枝は太くつぎつぎとわき芽を伸ばし
花もたくさんつけ実の収穫量も多い。

限られたスペース プランター野菜栽培では
元肥と追肥によるPower栽培が不可欠としてきた
わたしの栽培理論が根底から覆ります…?
Img_4272
左が無施肥栽培の実 右がPower栽培の実
Img_4274
切り立ての画像!
Img_4279
ひと晩おいた(12時間) 今朝の画像!

予想では肥料でPower栽培したナスは変色有りと見たが…
むむっ どちらも変色しないぞ〜(謎)

目を凝らすと辛うじて無施肥の方が白いか…?

オリジナル ペットボトル液肥と天城肥えが
発酵ずみの超有機なので効きが緩やかで
実にアクとして残らないのか…?

明らかな変色の違いとして結果がでたならば
これからの栽培理論を考え直さなければならぬが

プランター野菜栽培 無施肥とPower
新たな領域へ…。
なかなか奥が深いですぞ〜(笑)

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考察!」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。興味深い考察ですね。
同じく「プランター遣い」として日ごろの観察で感じるのは、野菜にとっての甚大なストレスは「欲しいときに水がなくて、いらないときに水がある」という水関連のストレスと、これと連動して起こる温度調節関連のストレス、さらには「欲しいときに日光がない、いらないときにある」の光ストレスではないか?と思います。
この3大ストレスが適切な状態(植物自身が対応可能な範囲)であれば、肥料の少なさは(収量はともかくとして)健全な生育の上ではさほど問題にはならないような気がします。
ここで、肥料過多は3大ストレスへの耐性を弱めるのではないか?(これは私的な仮説ですが)と思います。
というのは、野菜に限らず植物は環境がよければ大株となり悪ければ小株となり、いずれにしても子孫をつなぐのに最適な状態に自身を調節する能力を本来的に有しているのではないか?と思うからです。つまり、肥料過多は人間が成育環境に外乱を与えているということになるでしょうか。
また、F1の場合は環境と無関係に人間の都合で強制的に受粉させられているので、それらの本来の能力が相対的に弱まっている可能性もあるのかな?と思います。
ついでにいえば、第4?のストレスは病害虫ストレスで、第5が土壌環境のストレスかな?と思いますが、これらも同様ではないかと感じています。

むむむっ!写真拡大!
写真を見る限り違いは
形!そして種の入り具合!
どうも無肥料の方は確りと種が
大きくなっており(数は少ない)、
すでに、子孫を残そうとしている様に見えるのは
私だけの考え・・・!?
問題は味です!
焼茄子にして美味しかったのは
どちらですか?お塩とオリーブオイルだけで
調味して一晩冷蔵庫でやすめて、朝、みょうがと
ちょっとお醤油落としていただく焼茄子は
絶品です。うーたまりません。
どっちが美味しかったのでしょう~!

ギシコフさん
野菜の収穫量を気にしないのであれば
野菜は無施肥でも 環境内でやりくりして子孫を残せるのですね〜
無施肥の方が気持ち良さそうに生きているように感じるのですが…生命力が強くなっているからでしょうか…?

さすがRitsukoさん
タネの大きさや数まで気にしておりませんでした。無施肥のナスは大きくなるのに時間がかかります。Power栽培の方はすぐ大きくなるので
大きさを無施肥に合わせて穫ってきました。
大きさは同じくらいのナスでも生齢が違うので
タネの大きさが違うのかなぁ〜
同時に花が咲いたナスで比べないといけないですね〜。
味はこんど食べ比べてみます。
(観察していたら干からびてしまった)

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